12/27 RADIO CRAZY

先日、レディクレことRADIO CRAZYに行ってきたのでそのライブレポ書きます。

 

13:25〜 カネコアヤノ

・新幹線で名古屋から大阪まで移動。そしてスパイスカレー屋に並んだためこの時間から。本当は雨のパレードが見たかった。

カネコアヤノのバンドセットは森道市場以来だから半年ぶりくらいになる。あの森道が完璧だったし曲も多かったから物足りないと言えば物足りない。でも規制に引っかからず聴けただけ良かった。

そもそもレディクレ行きを決断したのは彼女のワンマン名古屋公演がインフルによって延期になったからだった。「光の方へ」絶対やると思ったのにやらなかったのは残念。

14:20〜 フレデリック

・時間が空いたのでビバラ2018以来振りのフレデリック。最近はシンセ(同期)を取り入れてサカナクション化してる。テンポも落としてディスコファンク的(?)になってた。

新曲「イマジネーション」は野太いベースが引っ張るのフレデリックストーナーロック。この曲で「知らない曲でも盛り上がれますか!?」と煽っておきながら最後はオドループした。最近はファスでオドループしないってどっかで聞いて好印象だったのに。まさか2019年にもなってオドループ聴くことになるとは思わなかった。

やっぱり大きなステージ特有の曲中のコールアンドレスポンスとか、集団催眠みたいにサビで手挙げるのとかは気になる。オーオー言い過ぎ。

15:05〜 Nulbarich

・前は雰囲気オシャレ感が引っかかってそんな好きじゃなかった。ただ最近「雰囲気オシャレの何が悪いんだ?」と思い始めて割と好きになった。

今年出た2枚のアルバムからの曲が殆どだった。唯一2ndアルバムから披露された「Zero Gravity」はかーなり良かった。全体的にカッティング主体の曲が多いので若干ダレるけど良いステージだった。ただここでもオーオー言い過ぎ問題(Stop Us Dreaming)が気になった。大きなステージとバンドという形態はやっぱり相性が悪いのかもしれない。

17:00〜 おいしくるメロンパン

・バンド名や声や容姿でネガキャンされやすい損なバンドだと思う。演奏はソリッドで変拍子も使っててかなり好き。2010年前後の匂いがする。特に原曲よりさらにテンポアップした「シュガーサーフ」はスリーピース特有の荒ぶるベースラインが炸裂してて良かった。

そこまで音楽性の振れ幅は無いけど歌詞は独特の世界観がある。そこそこ好きなので頑張ってほしい。

17:45〜 Yogee New Waves

・今年6回目、トータルでは何と15回目!の

ヨギー。[Alexandros]との被りで会場は全然埋まってなかったけど、前の方はワンマン並の盛り上がりで良かった。去年のレディクレでほぼ封印状態だった「Dreamin’ Boy」を突如演奏したらしいので若干期待したものの、ほぼメジャーデビュー以降の曲でまあありがちなセトリだった。それでも楽しかった。ヨギーのライブはとにかく自由なのでいい。

18:25〜 Tempalay

・ヨギーから急いで移動し規制ギリギリで入った。間違いなくKing Gnuブレイクの恩恵を一番受けてると思う。いつの間にこんな人気出たんだ…。

今年出たアルバム全然好きじゃなかったけどライブで聴くとまあいいんじゃない?くらいにはなった。でも「脱衣麻雀」と「そなちね」イントロイントロ似てるのは差別化してはしかった。脱衣麻雀2回目やるのかと思ってしまった。そして遂に「新世代」がセトリ落ちした。

今回アンテナをパンパンにしたTempalay。レディクレ行くような層までこんな癖のあるサイケポップが届いてるの本当にすごいことだと思う。

19:40〜 フジファブリック

・そして最後は今年メジャーデビュー15周年のフジファブ。ロッキン2017以来2回目。今日は総くんが調子悪そうだった。それかMCの通り感極まっていたのか。

志村時代の曲は「Sugar!!」と「若者のすべて」だけ。それ以外はここ数年の曲だった。6曲+Lステージのトリなのにアンコールなし だったので若干消化不良。

今回ライブを観て、志村亡き後のフジファブリックにはあんまり思い入れがないし、そこまで好きじゃないなと改めて思った。そしてフジももう昔のバンドとしか思えなくなった。最近の曲もアレンジが古い。もう彼らのライブは観なくていい。

以上7組のライブを観ました。ベストアクトは意外にもおいしくるメロンパンかも。他にライブが無い時期だから有り難いけど、正直こういうロキノン〜邦ロックフェスは自分の好みと遠すぎてしんどいしあんまり行きたくない。そう思った。